大阪府の矯正歯科・矯正治療をご紹介 。乱杭歯(叢生),出っ歯、受け口、開咬、交差咬合などでお悩みの方へ。
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矯正歯科医の選び方 子どもの矯正歯科 大人の矯正歯科 見えない矯正歯科
正しい矯正歯科医の選び方についてご案内。 子どもの矯正歯科はどんなことをするの? 大人になっても歯並びは治るの? 矯正器具が見えるのが気にまります・・。

子供の矯正歯科

お子さんの歯の状態は?

正常な歯の状態右のような歯の状態が正常な歯並び・噛み合わせです。お子さんの今の歯の状態と見比べた時、どの写真に一番近いでしょうか。下のような写真とまではいかなくても、少しでも気になるところがあれば注意が必要です。
特に、反対咬合(受け口)、交差咬合、過度の叢生(乱杭歯)は幼児期の早期治療をお勧めします。
        正常な歯の状態
上顎前突(出っ歯)   交差咬合   反対咬合(受け口)
上顎前突(出っ歯)   交差咬合   反対咬合(受け口)
チェック お口の中に意識を持ちましょう
お口の中に意識を持ちましょう歯は自然に生え変わるものという認識で、お子様の歯の状態をほったらかしにしてませんか?
咬み合わせや歯並びはとても重要です。
お父さん、お母さんがもっとお口の中を意識し、歯並びや顎の骨が形成される前に正しいブラッシングと矯正治療を行いましょう。

 

少しの“気になる”が大きな異常に

小さい頃は少し気になる程度でも、そのまま放置して歯並びが良くなることは絶対にありません。永久歯が生え揃った頃には、大掛かりな矯正をしないといけない状態になってしまいます。
     
叢生(乱杭歯)気味 放置していると
放置
スペース不足で歯並びがガタガタに
叢生(乱杭歯)気味   スペース不足で歯並びがガタガタに
     
上下の中央がずれている偏位咬合 放置していると
放置
噛み合わせだけでなく顔までゆがみます
上下の中央がずれている偏位咬合   噛み合わせだけでなく顔までゆがみます
     
反対咬合(受け口)の状態 放置していると
放置
骨格的に下顎前突を憎悪させます
反対咬合(受け口)の状態   骨格的に下顎前突を憎悪させます

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小児矯正・床矯正

●子どもの矯正って?
子どもの矯正って?乳歯から永久歯に生え変わるお子様にとって矯正はとても大切なものです。
ちゃんとしたブラッシングや硬い物を食べていても生え変わりの状態や顎の状態により、ちゃんとした歯並びにならないケースもあります。
そんな時、前もって歯の並びや顎の骨を誘導し、しっかりとした咬み合わせと歯並びにしていくのが小児矯正や床矯正と呼ばれています。

●子どもの矯正にはどういったメリットがあるの?
実際に幼少時に矯正することで、どういった効果があるのかお子様をお持ちのお父さんお母さんは気になるところかと思います。

メリット 歯の成長と顎の成長

プレート画像

歯の歯の生え変わりに矯正および誘導することは、咬み合わせやアゴの発育に重要な働きをします。正常な咬み合わせをすることでアゴはバランス良く成長します。そこが最大のメリットです。
できる限り右記のようにシンプルな夜間のみ装着するタイプの装置を用い骨格や歯列の拡大を行い将来矯正における抜歯をさける様にします。

 

 

 

 

 

参考価格:30万〜60万円

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予防矯正(早期治療)

予防矯正の治療はこういった進め方です。予防矯正という言葉を耳にしたことはありませんか?
現在では乳歯から永久歯に生え変わった状態で矯正治療をするケースが多くみられます。予防矯正では永久歯に生え変わってからではなく、生え変わるタイミングに少ない負荷で矯正治療をほどこす治療です。
この方法だと、最小限の負荷で正しい歯並びと咬み合わせへの誘導もでき、完全に永久歯になってからの矯正も少ない力と短期間での治療が可能です。
お子さんが嫌がる矯正器具も短期間での装着で済み、治療だけでなく精神的な負担も軽減することが予防矯正の最大の特徴です。
子供のときからであると治療期間は長期になりますが、子供に対する負担は少なくなり、最終段階に装着する固定装置(エッジワイズ装置)の期間は、かなり短縮されます。

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小児の治療例

10歳男子・下顎前突(受け口)
下顎前突(受け口)   下顎前突(受け口)   下顎前突(受け口)
    治療後 3年後    
下顎前突(受け口)   下顎前突(受け口)   下顎前突(受け口)

 

7 歳女子・叢生(乱杭歯)
叢生(乱杭歯)   叢生(乱杭歯)   叢生(乱杭歯)
    治療後2年後    
叢生(乱杭歯)   叢生(乱杭歯)   叢生(乱杭歯)

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歯・口の健康診断

I. 学校歯科健診での歯列・咬合診査の意義について

日本学校歯科医会では下記のように説明しています。
学校歯科健診の目的は、成長発育途上にある児童生徒の口腔機能の健全な発達を育成し、全身の健康を保持増進させ、心身ともに健康な児童生徒を育てることに主眼がおかれています。したがって、健診時にみられる歯列・咬合が将来の健康とどのような関わりあいを持つかについて子どもたちに理解させ、認識させることが大切と考えます。

II. 正常な歯列・咬合の発育変化と正しい咬み合わせ

【乳歯の咬み合わせ】
乳歯の咬み合わせ
上下の歯が先端同士でかみ合っていて(切端咬合という)、歯と歯の間にすき間(歯間空隙)があります。乳歯における歯間空隙は将来生え変わる永久歯のためのもので、発育空隙とも言われます。
【前歯部の萌出完了時】
前歯部の萌出完了時
正中が一致し、上の前歯がわずかに下の前歯をおおっています
【臼歯(奥歯)の正常な咬合状態】
臼歯(奥歯)の正常な咬合状態
上下の歯が1対2でかみ合っています
【永久歯咬合】
永久歯咬合
正中が一致し、上の前歯がわずかに下の前歯をおおっている。上下の歯が1対2でかみ合っています

III. 歯列・咬合異常の判定基準

反対咬合 1)反対咬合:
3歯以上の反対咬合
上顎前突 2)上顎前突:
オーバージェット(前歯の前後的な差)が8mm以上健診時に使用するデンタルミラーの直径の1/2程度
開 咬 3)開  咬:
上下顎前歯の切端間に垂直的に6mm以上空隙があるもの健診時に使用するデンタルミラーのホルダーの太さ以上ただし、萌出が歯冠長の1/3以下のものは除外
叢 生 4)叢  生:
隣接歯が互いの歯冠幅系の1/4以上重なりあっているもの
正中離開 5)正中離開:
上顎中切歯間に6mm以上空隙があるもの。
健診時に使用するデンタルミラーのホルダーの太さ以上
6)その他 :上記以外の不正咬合で特に注意すべき咬合
過蓋咬合 過蓋咬合:上顎前歯で下顎前歯歯冠の大部分が覆われる
交叉咬合 交叉咬合:左右で咬合状態が異なる
鋏状咬合:上顎の歯が下顎の歯間にくい込む
1歯でも著しい以上等があれば記載

IV. 習癖と歯列・咬合との関係

指しゃぶりによる開咬
指しゃぶりによる開咬
頬づえによる下顎側方歯の舌側への傾斜
頬づえによる下顎側方歯の舌側への傾斜
咬唇癖
咬唇癖
舌癖
舌癖

V. 経過観察が望ましいと思われる歯列・咬合(要観察の対象)

前歯部が反対咬合であるが、
永久歯の交換まで経過観察
経過観察が望ましいと思われる歯列・咬合(要観察の対象)
下顎右側側切歯が舌側転位しているが
経過観察
経過観察が望ましいと思われる歯列・咬合(要観察の対象)
正中離開と側切歯の萌出位置不足が
心配されるが経過観察
経過観察が望ましいと思われる歯列・咬合(要観察の対象)
犬歯の萌出余地不足が心配されるが
経過観察
経過観察が望ましいと思われる歯列・咬合(要観察の対象)

VI. 特に注意を要する歯列・咬合(要精検の対象)

前歯部・臼歯部とも反対咬合
特に注意を要する歯列・咬合(要精検の対象)
上顎前歯の突出が著しい
特に注意を要する歯列・咬合(要精検の対象)
開咬
特に注意を要する歯列・咬合(要精検の対象)
著しい叢生ならびに
下顎中切歯の咬合性外傷 特に注意を要する歯列・咬合(要精検の対象)
著しい正中離開
特に注意を要する歯列・咬合(要精検の対象)
過蓋咬合
下顎前歯歯冠の大部分が覆われている 特に注意を要する歯列・咬合(要精検の対象)

VII. 事後措置について

1) 要精検(精密検査)の評価を受けた児童生徒
歯列・咬合状態から予測される将来の弊害について十分説明を受けてください。かかりつけ歯科医もしくは適切な医療機関で精密検査を受けられることをお勧めします。
2) 要観察の評価を受けた児童生徒
一般的な日常生活の中での注意事項(次項参照)について説明を受けてください。次の歯科健診以降経過を観察します。
3) 日常背活についての指導
評価のランクにかかわらず、ブラッシング指導・う蝕予防・外傷の予防あるいは習癖の改善などについて指導を受けてください。本人ならびに家庭の関心が薄いと思われる場合は、歯列・咬合の大切さについて今後の指導を強化していきます。
yamada orthodontic office